Talkmanユーザガイド
このガイドはTalkman端末向けVoiceCheckアプリケーションのセットアップおよび使用のためのガイドです。VoiceCheck UIの使い方についての詳しい情報はVoiceCheckユーザガイドを参照してください。
Android、Talkmanの機能
この表はAndroid、およびTalkmanアプリケーションにおいてよく使われる機能に関するクイックリファレンスガイドです。
機能 | Androidアプリケーション | Talkman |
---|---|---|
ヘッドセットの組み合わせ | Android端末のヘッドセットの組み合わせ | Talkman端末のヘッドセットの組み合わせ |
言語の選択 | Settingsから選択 | VoiceConsoleからアクセス可能 |
ボイスレス モード | 画面入力時に使用可能 | 使用不可能 |
サインイン認証 | パスワードを入力 | 4桁のアクセスコードを発話 |
作業タイプの選択 | メニューを使用(作業を開始するを参照) | 作業IDを発話して新規作成 |
ヘルプ | メインメニューからヘルプオプションにアクセス | 「トークマン ヘルプ」 と言うと使用できる応答とコマンドのリストを聞くことができる |
問題を報告 | VoiceCheckにログを送信 | VoiceConsoleにログを送信 |
モバイル端末管理 | VoiceConsoleから可能 | VoiceConsoleからアクセス可能 |
Operational Acuity | Operational Acuityへのデータフィード; VoiceCheckで設定 | Operational Acuityへのデータフィード; VoiceConsoleで設定 |
複数の作業指示 | VoiceCheck 設定から有効/無効 | VoiceConsoleシステム設定から有効/無効 |
ボキャブラリーしきい値設定 | プロファイル から設定 | VoiceConsole 詳細設定から設定 |
ステップのプロンプトタイプ | 分数はサポートされていない | すべてのタイプがサポートされている写真はTalkmanに接続する周辺機器を必要とします。 |
作業指示進捗インジケータ | 進捗バーおよびステップ終了カウンタ | 使用不可能 |
現在の状態についての情報 | 現在の作業員および作業指示がアプリケーションに表示される | 使用不可能 |
マイクのブームを上げて自動消音 | SRX-SLまたはSRX3ヘッドセット使用時に可能 | 使用不可能 |
再トレーニング | VoiceConsoleから可能 | VoiceConsoleから可能 |
サーバセッションのタイムアウト | データは保全される | データは失われる |
ルーピング | VoiceConsoleから可能 | VoiceConsoleから可能 |
メモ | サーバに保存される | 作業指示完了まで端末に保存される |
作業追跡 | 開始時間と終了時間を各ステップ結果に対して記録 | 合計経過時間を記録 |
やり直し | 開始時間は同じまま | 開始時間は同じまま |
VoiceCheckでサポートされる言語 |
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はじめに
端末が作業員を確認しウェルカムメッセージが流れます
あなた: 「OK」
端末: 「アクセスコードは?」
あなた: (アクセスコードを言ってください)
端末:(コードを確認)「作業IDは?」
あなた: 「担当作業」と言い、聞こえた作業IDに対して「はい」または「いいえ」と言います
端末:「作業を開始するには、OKと言ってください」
あなた: 「OK」
端末:「セクション(セクション名)」
あなた: 「OK」
作業を開始する
サイト変更
ウェルカムまたはパスワードプロンプトで新しいサイトを選択します。
担当作業
「作業ID」プロンプトであなたに割り当てられている作業を聞きます。
ステップの応答
数字の言い方
- 小数点は「てん」と言います
- 0 は「れい」ではなく「ゼロ」と言います
- 26は「にじゅうろく」ではなく「に ろく」と言います
- 1⅝ は "one and five eighths" と言います
- 分数入力で整数のみの場合、 "two even" と言います
- 04/15/2016 は「ゼロ よん」...「いち ご」...「いち ろく」と言います
- 端末からの応答が聞こえない場合、数字の後に「OK」と言います
長い数字の言い方
例: シリアル番号 123456-789
端末: 「シリアル番号を入力」
あなた: 「いち、に、さん」(間を置く)
端末: 「1 2 3」
あなた: 「よん、ご、ろく」(間を置く)
端末: 「4 5 6」
あなた:「ハイフン、なな、はち、きゅう、OK」
端末:「1 2 3 4 5 6 - 7 8 9、いいですか?」
あなた:「はい」
間違いを修正する:
あなた: 「よん ご なな」(間を置く)
端末:「4 5 7」
あなた: 「いいえ」
端末: (最後の入力に戻る) 「1 2 3」
あなた: 「よん、ご、ろく」(間を置く)
端末:「4 5 6」
あなた: 必要に応じて「いいえ」と言うことにより最初まで戻ることができます
端末:「シリアル番号を入力」
リストからの選択
該当するリストアイテムをすべて読み上げます
端末からの応答が聞こえない場合、「以上」と言ってリストを終了します
リストアイテムを1つずつ聞きたい場合には「オプション」と言います
各アイテムの後で「はい」または「いいえ」と言ってください
「以上」と言うと選択を終了できます
「トークマン ヘルプ」 と言うと使用できる応答とコマンドのリストを聞くことができます
画面上でリストを見ます
「コード(アイテムの番号)」と言います
該当する答えを繰り返します
入力を終了するには「以上」と言ってください
パーツ入力
端末: "パーツ番号は?"
あなた: (2つ以上の連続した数字を言います。文字ではなく数字です。)
端末: (パーツ名に最初に一致したものを提示)
あなた: (はいまたはいいえと言ってパーツ名を確認します)
端末: (最初に一致したP/Nを提示)
あなた: (はいまたはいいえと言ってP/Nを確認します)
端末: (一致がない場合) 「パーツ番号入力」
あなた: (パーツ番号を言う)または「入力切り替え」(と言ってパーツ番号を言うまたは入力します)
VoiceNoteの録音
ノートを録音するプロンプトが流れます
あなた: 「OK」
端末: (開始トーン)
あなた:(ノートの内容を話します。再生/一時停止ボタンを押します)
端末: (終了トーン) 「別のノートを追加しますか?」
あなた: (はいまたはいいえと言います) または「適用なし」または「スキップステップ」(このノートを後で録音する場合)
メモの録音と再生
あなた: 「メモ録音」
端末: (コマンドを確認、「はい」で開始トーンを再生)
あなた: (コメントの内容を話します。再生/一時停止ボタンを押します)
端末: (終了トーン、作業指示に戻ります)
あなた: 「メモ再生」
端末: (コマンドを確認、「はい」で最初のメモを再生)
端末: 「続行するには、OKと言ってください」
あなた: 次のメモを再生する、あるいはもうメモがない場合作業指示に戻るには「OK」、前のメモを再度聞くには「リプレイ」、前のメモを削除するには「削除」と言います
端末: (コマンドを確認、「はい」で現在のプロンプトに戻ります)
あなた: 作業指示に戻るには「キャンセル」と言います
写真を撮る
端末: "写真?"
あなた: (ディスプレイ上のボタンをタップまたはクリック)
あなた: (写真を撮る)
端末: "写真?"
あなた: 「以上」と言うか、上記を繰り返してさらに写真を撮ります
メモ録音
メインワークフロープロンプトでメモの録音を開始します。
メモ再生
メモを録音した順番に再生します。
- 再生を停止するには「キャンセル」と言います
休憩
作業を停止するには休憩の説明を指定してください。作業を開始するには「OK」と言います。
ヘルプの利用
トークマン ヘルプ
プロンプトに対して期待される応答と他に利用可能なすべてのコマンドのリストを聞くことができます。
もう一度
現在のプロンプトを繰り返して聞くことができます。
詳細
プロンプトのヘルプメッセージを聞くことができます。
オプション
リストから選択する際、すべてのアイテムを1つずつ聞くことができます。
- アイテムを選択するには「はい」、スキップするには「いいえ」と言います。
- 「以上」と言うとアイテムの選択を終了できます
すべてレビュー
すべての残り(未処理)パーツのリストから選択します。
前に戻る
やり直し
最後の応答を消去しプロンプトをもう一度聞きます。
以上
「オプション」と言った後、端末によるリスト内のアイテムの読み上げを終了するときに使用します。
キャンセル
作業IDのリスト、メモ再生、ノートのレビューを終了し、作業指示に戻ります。
リプレイ
もう一度前のメモを聞くことができます。
もう一度
現在のプロンプトを繰り返して聞くことができます。
入力切り替え
「パーツ番号」プロンプトを「パーツ名」に変更します。
スキップ
スキップセクションまたはスキップステップ
検査のセクションまたはステップを飛ばして後回しにします。
ルーピングプロンプト中にステップまたはセクションをスキップした場合、作業指示概要画面から再度そのステップを実行することができます。ただし、ルーピングセクション1回分しかアクセスできません。ユーザーが複数回のセクションステップを検査する必要があるときには、アプリケーションを閉じて作業指示を再開する必要があります。
パーツ入力
残りのセクションをすべてスキップしてパーツ入力を開始します。
適用なし
検査ステップを省略し、実行しません。(必須ステップには使用できません。)
該当なし
「ハードウェア受領?」のプロンプトにおいて、この検査対象に対してパーツが存在しない場合に使用します。
端末コマンド
トークマン 休止
端末を休止します。
トークマン 起動
休止モードの端末の使用を開始します。
トークマン 電池状態
端末の電池の充電状態をチェックします。
トークマン 問題を報告
端末に問題があった時管理者にログを送信します。
作業をやめる
パーツ完了
パーツに対する入力を停止します。残りのステップには「適用なし」がマークされます。
作業指示停止
作業指示の実行をやめてVoiceNoteを確認するか、別の作業指示で作業します。(後で作業指示に戻ることができます。)
トークマン休止
端末を休止します。
サインオフ
端末を使った作業を終了し(そして作業指示の実行をやめ)ます。
作業指示の終了
VoiceNoteのレビュー
レビューノート
VoiceNoteをレビューする際に、録音された音声をヘッドセットから聞きます
- 作業指示の停止または完了
- VoiceCheckのレビューと送信ページを表示します。
- 「レビューノート」と言い、ノート番号を読み上げます。
- 終了するには、「キャンセル」または「以上」と言ってください。
VoiceNotesを手動でレビューするには:
- VoiceCheckにサインオンします。
- 作業IDを使って作業指示を探します。
- クリックして作業指示を選択します。
- 選択した作業指示のレビューと送信をクリックします。
- VoiceNoteを聞きます。
PCのスピーカーで聞く:
- 再生 (►) - 一時停止と切り替わります
- 一時停止 (||) - 再生と切り替わります
- 進捗スライダー - 進めたり、戻したりします
- 音声スライダー - 音量を大きくまたは小さくします
ヘッドセットで聞く:
あなた: 「レビューノート」
端末: 「レビューする作業IDは?」
あなた: (作業IDを言います)
端末: 「ノート番号は?」
あなた: (VoiceNoteの番号を言います – 上記の "1")
►端末: (VoiceNoteを再生)、または「ノートXが見つかりません。ノート番号は?」
あなた: (正しいVoiceNote番号を言います)
- VoiceNoteテキストフィールドの文字起こしテキストを編集します。 フィールドは空白にする、または最大1000文字を入力することができます。
- ページ下部のボタンをクリックします。
- 保存して終了するには変更内容の保存をクリックします。
- 保存せずに終了するにはキャンセルをクリックします。
- 文字起こしおよびすべての完了したステップの結果を送信するには結果の送信をクリックします。
- このページを離れるまたはリフレッシュする前に、変更内容を保存します。
- ヘッドセットを使用している場合、端末が新しいVoiceNote番号を問い合わせてきたら「キャンセル」または「以上」と言います。
サインオフ&シフト終了
あなた: 「サインオフ」
端末:サインオフを確認します。
あなた: Talkman A730を充電器に置きます。
あなた: ヘッドセットのバッテリを取り外し、充電器に置きます。